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わたし大好き

ここ半年仕込んでいたプロジェクトの発表会が本日行われました。プロジェクト名は「iida」。auを手がけているKDDIがauとは違ったアプローチ(auが機能を中心に開発されるプロジェクトなのに対し、iidaはデザインやアートなど感性軸から開発するプロジェクト)でケータイライフを作っていこうという試みです。
 
これまでauから出してきたau design projectanother work*sはこのプロジェクトに吸収されることになります。
iidaとは「innovation」「imagination」「design」「art」の頭文字を取った造語ですが、昨年から名前は聞いていたのですが、本社のある「飯田橋」ってのもネーミングに関わっているとかいないとか。
携帯などの開発には1年ぐらいはかかるわけで、今回発表されたI崎さんデザインの「G9」もそもそもはデザプロ企画として考えられていたもの。草間さんのものはかなりiida寄りの企画ですが、本質的にiidaらしい端末が出てくるのは来年くらいでしょうね。
 
昨年7月にanother work*sという携帯周辺グッズプロジェクトが始まりましたが、そこで発表したU山君の植物風充電器「Midori」がマスプロダクトされることになりました。
またそれにあわせて通常の充電器も黒だけではなく、白、水色、ピンク、茶が発売されます。多くのインハウスデザイナーに聞いたところによると携帯などのデザイン開発でも充電器というものは不可侵でどんな大物のデザイナーも充電器に関わることをタブーとされてきたようです。でも僕たちはそんな内情は知らないし、白い携帯なのに白い充電器が無い事自体がづっと疑問に思っていたのです。U山君の「Midori」はそのタブーに最大限挑んだ商品といえます。色を変えるだけでも業界としては画期的なことで、今後のデザイン開発に大きな風穴を開けたのではないでしょうか?
 
今回は端末が中心の発表だったのでanother work*s第2弾としては地味だったのですが、今回もいろいろなデザイナーに関わってもらいました。もとNEC時代から実際docomoの端末デザインなどをやっていたK本さん。彼は携帯式の充電器を考えました。NOSIGNERくんは水たまりのような携帯用滑り止めと最大3人で音楽を聴くことが出来るコネクタを。K谷くんは携帯画面に貼る保護シート、紅一点、M本さんは動物型の携帯クリーナー、H本さんは充電器のコードがまるでぐちゃぐちゃに絡まったようなトレイを、K間田さんは携帯のバイブ振動を軽減するラバーストラップをそれぞれデザインしてもらいました。U山くんのMidoriのように出来るだけ多くのデザイナーさんの商品化を目指します。
 

K本さんの携帯充電器
 

K谷くんの画面フィルム
 

M本さんの動物クリーナー
 

NOSIGNERくんのコネクタ
 

同じくNOSIGNERくんの水滴型グリップ
 

K間田さんの振動軽減ストラップ
 

H本さんの混沌コードトレイ
 
何よりも、今回のパーティの主役は草間さんだったことは間違いないでしょう。宇宙と交信するエキセントリックなおばあさんですが、空気を読まないのに話し始めると、その場の空気を全部自分に向けてしまう、インパクトだけではない強い生き方を感じてしまいました。彼女は「わたし大好き!」っていう言葉で作品のコンセプトを全部まとめてしまうんですが、僕たちが小賢しくデザインをいじっていることがちっぽけに見えてしまうほどの強烈な存在感と、「わたし大好き!」という究極の存在意義を見せつけられた気がします。普通のおばちゃんとは違うかもしれないけど、普通のおばちゃんにも通じる何かをここでも感じてしまったのです。「わたし大好き!」に込められた深層心理を僕はもっと知ってみたいと思っています。
(上の写真の草間さんが持つBOXも万華鏡のような携帯「水玉で幸せいっぱい」)

草間氏のプレゼンテーション風景
 
パーティが終わり、U山くんはじめ、T井君などAW*s vol.1組、今回発表が出来なかったSくん、Design TideのA木くん、燕子花のS水さんプロデューサーをやってもらったY嵜さん、などなど総勢20人強で2次会に。30代前後の有力なデザイナーがこれだけ揃うこともなかなか無いでしょう。ここに今テポドンでも落ちたら、日本のデザイン史のなかで、この世代が空白になってしまうのではないかと思うほどです。この中で僕は最年長で、ほぼひとまわり彼らとは世代が違いますが、「デザインって何なのか?」みたいなことを話し始めると次から次へと話に入ってきて、みんな真剣に考え、語り出す。人間的であること、プリミティブであることなんかが今回は話のテーマになっていましたが、皆は僕が見てきたことに興味があり、僕は彼ら世代の考え方に興味があり、とても深い話が出来ました。この世代の面白さはお互いを尊重し、紹介し合い、有機的に結びついていること。建築家でもこの辺は熱いですね。
社会とデザインの関係をもっと俯瞰で見ることが出来る。そんなデザイナーになってくれることを少し先輩の僕は期待しています。また、定期的に飲みましょうね!
今度は終電で京都に帰ってしまったY原さんも是非一緒に!
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