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Marije Vogelzang

AXISで始まったマライエの展覧会オープニングパーティに行ってきました。
3年ぐらい前だったか、アイントホーフェン(デザイン学校)出身の若い女の子がデザイン的なレストランをロッテルダムに開いたことを知りました。アイントホーフェン卒業生は大体、プロダクトかジュエリーデザイナーになる事が多いので、FOODというのはちょっと意外で、大変興味がありました。
 
昨年、アムステルダムに行った際、彼女のお店「Proef」の支店が出来たという話を聞いていたので行きました
マライエのやっていることはとても考えさせられます。例えば今回の会場で牛乳の飲み比べがあるのですが、比較することによって自分の好みや、味の違いなどをあらためて認識させるといったものや、布がかけてあるテーブルに布に切れ目が入っているところから手と頭だけを出し、食事をする(実際会場では食事は出来ないんですが)。布に束縛されて手が自由に利かないことによって、身体能力について改めて考えてみたりとか、たまたま会場であったK戸さんが彼女のことをレポートしているので詳しくはここを。
 
僕は彼女がやっていることの素晴らしさを疑う余地がありませんでした。でも、ここ最近僕の中で何かが変わってきているように思うんです。
マルティ・ギゼもフードをコンセプトにいろいろなことを試みるデザイナーの一人なんですが、アプローチがまるっきり違う。スペイン出身の彼の行為は食への「楽しさ」が前提にあります。一方マライエの行為は食の中に隠れてしまっている問題の「可視化」にあります。一緒に行った妻が「食べるっていう行為は、前提に美味しさがなければいけないんじゃないか」と言ったのですが、多分僕がひっかかったのもそこなんです。食について考える、食育などは現代の生活の課題と言えるのですが、美味しく食べる事が出来なければ本末転倒だと思うんです。
その後妻と帰る途中で、やっぱりギゼは食の大国であるスペインという土地と、ラテンの持つ陽気さがアプローチの根底にあって、逆に食に疎いオランダ(オランダ料理は不味くて有名)とアイントホーフェンのリサーチを徹底させる教育で育ったマライエの文化の違いをとても実感したと話しました。
日本はどちらかというと食の先進国であり、食文化が劣るオランダの考え方にどこか疑問が出てきてしまうのではないかと思いました。
 
ちょっと前に建築家の石上さんのことについて触れましたが、多分彼のスタンスとマライエはにているのかなと思います。憩いやひとときの愉しみのためにお金を払って食べるカフェやレストランなどの実営業にはやはり前提に美味しさが無ければならないと思います。ただ、彼女のやっている事は石上さん同様重要なことで、それはこういったインスタレーションやデモンストレーションのような形をとってアートとして啓蒙していくべきだと考えた一日でした。
 
<追記>
文中「楽しく」の部分を「美味しく」に変えさせていただきました。
マライエのやっていることでも充分「楽しく」感じることができます。彼女の行為は食に対する「気づき」になるでしょうが継続性はありません。糖尿病、肥満など継続性が必要な食事に「美味しさ」が伴えばあえて理屈を作り手が語らなくてもいいと思います。デザインとは形状や理屈などに頼らず、無意識を良い方向に持っていくことこそ実は必要なことなのかと思います。
| Life | 23:55 | comments(1) | - |
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コメント
dwのeuromaxxの数回前のを見てたら
marije出て来ました
恐ろしく美人だったので
ミーハーに検索してみたら
日本語ブログに到達
これから読むトコロです
ネットって凄いなぁ
| パンタロン | 2009/08/19 5:04 AM |
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