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古着列伝

今日,午前から『Huge』の取材がありました。ヴィンテージウェア、特にデニム系のブランドの紙ものを紹介しています。詳しくはまた発売時に。

紙ものでないので誌面から外れたものを1つ紹介します。古着なのに何で缶なの?と思うでしょうが,れっきとしたLee社のものです。Lee社の前身は創業1889年、ヘンリー・デビッド・リー・マーカンタイル社という食料品や衣料など総合的に扱う百貨店のような形態でした。現在のLeeはこの会社の衣料部門のみが残った形になっています。写真の缶はその百貨店時代の商品(ベーキングパウダーの缶)です。1900年代初頭ですからもう100年ほど前のものです。
 
僕は性分で古着というものだけでなく,会社がどうなって成り立っていったのかとかインハウスデザイナーとかまで突き止め,資料を公文書館などから取り寄せたりしていました。大分転売してしまいましたが,今でも紙もの関係の資料は500点ほど残っています。中には1880年代のLEVI'Sの領収書や1900年代のノベルティ,カタログなんかもあります。
 
産業革命以降の製品は一見画一化されているように思えますが,工場や時期によってクォリティに微妙な変化があったり,テクノロジーの進歩でディテールが変わっています。どこかに人間が関わっているので全く同じものはあり得ません。そこが僕にはとても魅力的です。最近はヴィンテージものにご無沙汰しているので、昔まとめた資料を引っ張り出さないと細かい鑑定は出来ませんが,昔は1インチ四方のデニムの縦糸,横糸の関係でデニムを供給していた下請けメーカーまで判定できましたし,ジーンズなどのディテールを見れば,何年の何月〜何月までどの工場で製造されたものかも鑑定できました。
今日もちょっと話したのですが,死ぬまでには世界で一番詳しい古着の百科事典みたいなものを作りたいと思っています。
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