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Labrador

今年の冬、スウェーデンの巨匠グラフィック・デザイナー、オーレ・エクセルのところへ版権契約などの件で訪問したのはここでも以前紹介しましたが、実は4月にオーレさんが亡くなってしまい、そのバタバタで実際の発表が遅くなってしまっていました。
そんな中、ついに10月に最初の商品が発表されます。ランブリング・レコードというレーベルから出されるCD(上の写真)がそれです。表紙のイラストはスウェーデンの魚を紹介した本のために書いたイラスト。
そのCD発売を前にサンプル盤が送られてきました。音源はスウェーデン・ポップのレーベル、Labradorのものを使っています。
スウェーデン・ポップといったら、カーディガンズなんかが一般的に有名ですが、そんな感じの楽曲が多いです。

ジャケット裏面。ここにはコレクターには有名な絵本『Edward and the Horse』のイラストが使用されています。

中面にもイラストは盛りだくさん。ブックレット裏とCD盤面に使われたイラストは未発表の作品で、もともとは何かのパッケージのデザインとして書き下ろされたもの。
 
このCD、10月中旬から店頭販売されるようです。
 
ウチもオーレ・エクセル・コレクションをもうじき始動しますのでお楽しみに。

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| Music | 23:11 | comments(0) | - |
Vraison

以前いた会社でmaxellさんの仕事をやってたんですが、その関係でパソコン用のハイエンドヘッドフォン『ヴレソン』ってのをいただきました。
 
前から開発系の人と話をすると出てきた話で僕が特に興味深かったのが“無いものを作る”事が出来るということ。例えば低解像度のデータっていうのは通常鮮明にする事は出来ません。もともと鮮明な部分が存在しないから。でもその話では無いデータ部分を予測して作り上げる事が出来るそうです。データって心電図みたいに例えるとギザギザの山谷が繰り返される記号で、山の部分が途中でぷつっと切れているのが欠如した部分。でもその山の上に上がっていく角度と谷に下がっていく角度をのばしていくとおのずと頂点を発見する事が出来ます。これをコンピューターが計算すればもともと存在しない部分でも作る事が出来るという事です。 
 
話がそれていますが、実は今回のヘッドフォンも同じようなことなんです。
CDやデジタルデータっていうのは圧縮されているので、ある一定の周波数など、先ほどの話でいう山の部分がカットされた状態になっています。アナログ好きな人がよくいう耳には聞こえない奥行きの部分がデジタルには足りないというのはここのカットされた部分です。そしてその話のように実はこのヘッドフォンもそのカットされた部分を作り上げデジタルでも奥行き部分を生み出す事ができるそうです。他にも荒いデータを滑らかにするスムージングなどといった補正もされているようですが、詳しい事はここを読んでください。
僕もデータの事を聞いて理論的には分かったんですが「ほんとかなあ」という懐疑的な部分も確かにありました。それを証明する意味でもちょっと試してみました。
 
純粋にいいです。
 
普通のヘッドフォンも使って、ノーマルモードで比較してみました。いろんなジャンルの音楽で試してみたんですが、特に顕著に違いが分かったのがライブ音源、戦前のR&B、それとクラシックでした。もともと生っぽいのがその奥行きってのが大きいからでしょうかね。また、このヘッドフォンのコントロール画面にはライブやコンサートなどのモードもあってそれに切り替えるとより楽しめます。
 
ただ、欠点がありました。それはウィンドウズでしか聞けない事です。僕はだいたいマック派なのでそこは大きかったのですが、6月末からHPでマックOSのインストーラーが登場しクリアできました。上の写真はマックに接続したヴレソンです。
で、もう一つ。パソコンが無いと聞く事が出来ないのです。デジタルオーディオとパソコンをつなげば出来ない事は無いんですが、自由度はかなり制限されます。ただ、ipodなんかに付けて野外で聞くっていっても、外部の音を拾っていたら元も子もないのでそこまでは求めてないんですが。でも手軽さは重要だと思うのでこのシステムがより簡単になる事を望んでます。
それとさらに1つ。ウチはうるさい訳ではありませんが、ヘッドフォンをしても外部の音が聞こえます。これでは純粋にいい音を楽しむ事が出来ません。無音室にいるようにノイズキャンセリング(外部の音を限りなく無くす)がさらに極まるといいですね。
 
もらっておいて注文つけるのはそもそも何様だ!って感じですけど
まあ、現時点でこれだけの事が出来るのは非常に満足です。
maxsellさん、ありがとうございました!
 
| Music | 23:09 | comments(0) | - |
クリスマスに星になった男


ここんとこ岸田今日子やら青島幸男やら年末になって訃報が相次いでますが、海外からもJB(ジェームズ・ブラウン)の訃報がありました。僕は小学校1年生の頃モントレーのライブ映像を見て衝撃を受けて一時期ソウルにハマってました。アレサ・フランクリングラディス・ナイト&ピップスアル・グリーン、その時期にJBの存在を知りました。僕が最初に聞いたのは確かPlease Please Please。マイクパフォーマンスは永ちゃんよりヒデキより、世良公則よりも先に洗礼を受けたし、6年生の頃に観たゴスペルで登場するジョン・ランディスの映画『Blues Brothers』もカッコよかった。学校でクラス替えの際に作った文集なんかでもJBのことを書いたり、中学の時の美術の時間に汗と油でギトギトになったJBのポートレートも描いたり、どっぷり浸かることは無かったけどいつもどこかにJBの存在がありました。
 
24日歯医者に行ったところ「肺炎にかかってますよ」と指摘され即入院、夜になって急変しそのまま亡くなったそうです。幼少から悪さばっかりしていた不良ジジイでしたが、イエス様が連れて行ってくれたのでしょうか。73歳だからまだ若いけど、彼の破天荒な生き方を見ていたらそれでも今までよく生きていたのかもしれません。あの生き様は真似できませんが、老人になっても衰えなかった股割と記憶力(ウド鈴木以上)は見習いたいと思います。
| Music | 23:31 | comments(0) | trackbacks(0) |
新しい音楽のあり方

 
先日、ナップスタージャパンがタワーレコードと組み、本格的な音楽配信をはじめました。実は、この会社のCOOはパリのコレットで行なわれたK山正通さんのパーティで出会った人で、奥さんは日本人、その人はカナダ人なんですけど、なぜかオランダに住んでいました。僕はパリのあと、ベルリンへ移動し、その後アムステルダムへ、そこで彼らにもう一度再会することになりました。それから数年いろいろ交流を重ね、その夫婦はお互い別の日本の会社にヘッドハンティングされ、今は日本に住んでいます。
 
そんな話はさておき、ipodなどの普及でここ数年世界的に音楽配信は主流になってきました。今まで存在したCDなどのリアルメディアは風化しつつあり、本国のタワーレコードが潰れたのは結構ショックだったのと同時に、リアルチャネルの崩壊を示唆していました。
日本は利権問題などあってか世界にかなり出遅れた状態です。やっぱり、一般的にはまだCDが主流です。便利になって嬉しいのと同時にジャケットデザインなど、音楽やミュージシャンの世界観を作ってきた部分が無くなってしまい、寂しい部分もあります。
 
先日、小室哲哉がテレビのインタビューで興味深い事を話していました。例えばタワーレコードなどは多くのCDを大きくはフロアでカテゴライズし、さらにエリアや什器によって細分化し、欲しいCDがなるべくすぐに見つかるようになっていますが、ネット配信の場合、フラットな状態になり、よっぽど捜している曲を検索しない限り手に入れる事が難しくなります。そうなると、試聴して良かったから買うという機会が少なくなります。その反面、新譜も旧譜も差別化がどんどんなくなるので、若い子が旧譜に触れる機会も多くなるわけで、親子で同じミュージシャンをリスペクトするなんて言う事も出来ます。ただ、配信曲数はどんどん増えており、今現在でも数百万曲、これをどう選択するかがこれからのビジネスの鍵となってくるわけです。
 
例えば、よくテレビ通販でやっている70年代のフォーク・ニューミュージックの名曲CDセットやラブソングのコンピレーションCDのように、ユーザーが望んでいるカテゴリーに編集し、パッケージ売りをするという売り方に編集作業が関わる事が重要になってきます。こういう分かりやすいカテゴリーに分類するものもあれば、H本徹さんのようにライフスタイルで編集していくカテゴリーの重要性も出てきそうです。
 
昔から僕は思っていたのですが、本屋に行くと雑誌、デザイン、料理、文芸などジャンルでカテゴライズされていますが、例えば“自分を知ってみる”とか“ゆったりした暮し”とか漠然としたカテゴリーのコーナーに、文芸やデザイン書、哲学、ビジネスなんかがコンセプト繋がりで置いてあってもいいのになあと思っていました。もちろん音楽もそうです。ここ10年くらいで音楽にはフリーソウルやサバービア、カフェ音楽などジャンル再編集したコンピレーションを見る機会が増えてきました。フラットなネット配信こそこういった、感覚的に編集されたカテゴリー構成はとても重要になる気がします。
 
ジャケデザインなどリアルではあったイメージ訴求は無くなっていきますが、逆にイメージカテゴリーからジャンルの固定概念が無い状態で聞ける事によって、リアルでは絶対聞かなかったジャンルの曲を発見し、共感できる音楽をもっともっと知る機会は増えそうな気はします。H本さんのように、編者によって、各配信会社は個性を出していく事になるでしょうね。
| Music | 23:24 | comments(0) | trackbacks(3) |
ミカバンド

 
SWITCHの最新号が送られてきました。かなり短い『マーティン・バース展』のレビューを書きました。パラパラと見ていると,巻頭の情報コラムにサディスティック・ミカ・バンドの再結成記事が。そういえばちょっと前にKIRINのCMで木村カエラをボーカルに演奏シーンをやってましたね。今回はそのメンバーによるものらしいです。
 
十数年前、やはりボーカルを桐島かれんを起用して再結成してましたけど、今回のカエラの方がオリジナルっぽいし,グラムっぽい。そんで、ミカの声質とヤサグレ方が近いですね。かなりいいキャスティングではないでしょうか。
 
僕がミカバンドを知ったのは小学校2年生頃、もちろんトノバン(加藤和彦)はフォークルや「あの素晴らしい愛をもういちど」なんかの曲で知っていたし、高中正義もつのだ☆ひろとやっていたフライドエッグなどで知っていましたが、ミカバンドの存在は名前を聞いたことがある程度で、当初はオノヨーコのプラスティック・オノ・バンドのコピーバンドだと思ってました。
 
確か『ニューミュージック・マガジン』か何かに,クリス・トーマスのインタビューが載っていて、ミカバンドの名作『黒船』の存在を知るんです。ご存知の人も多いかと思いますが、クリスは『黒船』のプロデューサーで、ビートルズの通称『ホワイトアルバム』のプロデューサーとしても知られています。で『黒船』を聞くんですが,あまりの完成度の高さに1週間ぐらいヘビーローテーションしていた記憶があります。江戸末期、黒船がやってくる顛末を音楽で綴ったトータルアルバムです。日本ロックの名盤として必ず上位にランクインされます。
ミカバンドは加藤夫妻の離婚(ボーカルのミカが奥さんでした)によって幕を閉じ、ミカさんはその後確かロンドンへ移住して料理研究家かなんかになったと思います。僕が高校時代に雑誌『宝島』で連載していたのを読んでました。
 
木村カエラのようなオリコンで1位を取るような人が,マニアックなミカバンドのようなバンドに参加するなど昔では考えられませんでしたね。(アイドルからロッカーに転身したカルメン・マキなんかはいますけど)、菊池桃子がやっていたラ・ムーが懐かしいです。
| Music | 23:28 | comments(0) | trackbacks(2) |
リアル・フィンランド2

 
久しぶりにCDを買いました。ウチで仕事をしていると音楽は欠かせないもののひとつになっています。昔からレコードやCDは結構買っていて,一生かかっても聞ききれない量が倉庫に眠っています。自宅には1000枚くらいのCDだけありますが,それでもいつも聞くのは5,6枚ほどです。
 
最近はもっぱらワールド・ミュージックに集中しています。今回買ってきたCDも全部その部類に入ります。バリ、ブラジル、ハワイアンなどですが、それぞれちょっとアクが強いものばかり。バリ・テクノだったり、ラテン・ジャズファンクだったり、です。その中の1枚が写真のものです。Janita(アニータ)というフィンランドのミュージシャン、でも歌うのはボサノバです。
 
本国ではとても人気があるそうで、これもまたリアル・フィンランドと言えます。ボサノバはけだるい中にもラテン系の軽快なリズムが刻まれますが、アニータの声はもっと乾いていて、オルタナティブな感じがあります。以前、SAABのブログにも書きましたが、北欧は音楽も面白いです。ケルティッシュなロックや、スウェディッシュ・パンク、クラシックも盛んです。日本もレゲエからヒップホップなんかがあるように、世界のどんな国でも外国の音楽を吸収した自国の音楽があります。
 
先日ブラジルでパーカッショニストとして活躍しているSさんと話していたんですが、ブラジルでもヒップホップは盛んで、でもどこか地方の民族音楽の引用があるそうです。ダブのように編集を多用したクラブ音楽のようなものも面白いようです。先日もモロッコのオルタナティブ・フォークやナイジェリアのテクノを聞きましたが凄い面白かった。でも、ウチのBGMとしてはあわなかったんで買わなかったんですけど。
 
その国の色を出すとき、レコーディングってとても大事ですね。僕は詳しくは分からないけど、同じ機材を使ってもレコーディング場所によって音が全然違います。ある日本のロカビリーバンドのメンフィスのSUNというレコード会社のスタジオで収録した曲を聴いたとき空気感が全く違いました。ここはエルビスがでマイナーデビューした時に使っていたスタジオです。僕はエルビスがまだ自分の音楽を確立していなかったり、若かったからと思っていたんですが、スタジオが関係していたんだと気づかされました。プロデューサーやアレンジャーによるところもとても強いと思いますが。10年ほど前、日本でもスウェーデンでレコーディングする人が多く、やっぱり北欧独特の乾いた感じがしました。アニータのCDもブラジルでレコーディングしていたら全然違っていたかもしれません。
 
海外でレコーディングするっていうのは、かっこつけだけじゃなくてこの空気感が重要なんですね。今は機材などどこでも揃ってどこでも出来そうですけど、こういったテクノロジーでは表現できない部分が録音というテクノロジーの作業に残されている事はとても重要な事だと思います。
| Music | 23:40 | comments(0) | trackbacks(1) |
僕と君の全てをロックンロールと呼べ

 
お茶の間の皆さん。フジテレビの「僕らの音楽」で、サンボマスターが出てました。
僕とは表現の手段が違うけど、彼らの言動や歌には何か共感でき、僕と共通する何かを前から感じてました。
 
全ての夜と全ての朝にタンバリンを鳴らすのだ。そのぬくもりに用がある。
いいですね〜
| Music | 23:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
GPSとラテン系

 
タイトルそして、写真と脈略もなく、何だろう?と思うでしょう?
大瀧詠一のことなんです。たまたま、ある対談を読んで、この人は普通じゃないと思ったんです。大瀧詠一はGPSマニアだそうです。彼の興味は単なる地図ではなく、主観と客観の行き来なのだそうです。みんな例えば音楽をある程度拡大して、作家とかディスコグラフィとかジャンルとかで見ています。彼曰く、音楽はもっと何百年単位の総体性と自分の位置が確認出来る部分を両方見ていかなくては本質は分からない。僕はこれが好きだ、で終わらず何故僕はこれを好きになったのかが重要なのだそうです。それをやっているのがまさにGPS、いや〜やっぱり仙人ですね。
 
中学の頃、大瀧詠一のラジオで聞いた事があるんですが、そこで、音韻について語っていました。日本人はラテン系の人種だという彼の仮説に基づいています。ポルトガルのファドやスペインのフラメンコ、イタリアのカンツォーネなどのラテン系の歌と、日本の長唄や民謡などが、同じ母音で一致するのです。大瀧さんは伝説のバンド「はっぴいえんど」で、日本語のロックの先駆者となりました。その過程の中でこの音韻はとても重要だったのです。ロックと言うとアングロサクソン、そうアメリカ系、イギリス系の音楽を思い浮かびます。でも、彼は日本人がアングロサクソン系の音韻で歌う事に違和感が生じる事を既に知っており、ラテン系の音韻を持った歌詞にアングロサクソン的な曲をつける実験としてはっぴいえんどを利用していたそうです。本当に彼はフィル・スペクターやブライアン・ウィルソンのような人です。
 
このような彼の好奇心を考えると、その後、CMソングや歌謡曲に関わっていく事も、必然的な実験の一つとして納得です。
 
写真はアメリカの60年代頃に売られていた洗剤のパッケージです。このパッケージでピンと来る人はさすが。そう、1975年に発表された大瀧詠一のアルバム「ナイアガラムーン」のジャケットの元ネタです。
| Music | 23:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
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