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クリエイターズ・フリマ @btf

今週末13日の日曜日、15:30~17:00にいつもトークイベントなどでお世話になっている、勝ちどきの@btfにてはじめてのフリマが開かれることとなり、僕も参加します。このフリマ、クリエイターのメンバーを変えて定期的に行なわれるそうで、今回は第一回目。
トークでもお世話になったBRUTUSフクヘンのS木さん、エディターでカメラコレクターなどとしても知られているGンダーラ井上さん、イラストレーターのDハラユキノリさんK子ナンペイさんが他に参加されます。
 
お店は11時から空いてますが、フリマは15:30~17:00ですのでお間違え無く。
この時間は参加者全員が売っていると思います。僕は結構イベントなどで即売とかやってますが、クリエイターの方々とお話をする機会、ましてや私物を売買する機会などなかなかないので、ご興味ある方は是非お越しください!
 
で、僕はというとコレクターものから、ガジェットまで今のところ販売を考えています。
例えば上の写真のMJグッズの1つ、ワイヤレスマイクの1984年製デッドストックです。
他にも、以前ここでも紹介したヘラ・ヨンゲリウスのNIKE AIRFORCE1とかからはじまり、J.Mブロックマンの本物ポスターとか、デザイン本とか、エアラインものとか節操無く陳列いたします。
 
フリマに関わらず、@btfでは僕が出品している商品が販売されています。
プレイボーイクラブで使用されているバーグッズや、ブレードランナーの映画内で使用されたプロップ(小物)、スタンリー・キューブリックが2001年宇宙の旅の打ち上げの際に関係者に配った、ウェッジウッド社製の皿とか、カンタス航空のマークニューソンデザインのアメニティだとか、60年代のキャラクター・シャンプーボトルだとか。
 
皆さん、違う切り口で攻めてくると思うので、参加する僕自身も早めに唾を付けたいと思ってます。
| Culture | 11:34 | comments(5) | - |
LIVE配信
7月25日 btfで行なわれるトークイベント
その際のブログのアクセスも結構上がっていたので、皆さん興味がある話題のようです。
 
ありがたいことに、一次募集、二次募集共に驚きの早さで定員になったそう。
それでも溢れてしまった方、地方なので参加できない方のために、
急遽、web上でライブ配信をすることになったそうです。
 
当日はここbtfのオフィシャルHPからご覧になれるそうです。
ご興味ある方は当日是非ご覧ください。
| Culture | 16:15 | comments(0) | - |
retro futuristic design
世間はクラフトやらほっこりやらだけど、僕自身ここ最近、ぼんやりとデザイン回帰が始まっている感じがします。
 
Folk Toys Nipponのコラムで「劣化」と「再生」の話をしましたが、モダニズムのきっかけにもなったプリミティブ思考は、モダニズム劣化の度にフォークアートブームみたいな形で登場し、再生されるようなことを書きました。
で、毎度登場するフォークアートブームの後、必ずモダンデザインが台頭します。
フォーク(プリミティブ)アートは自由への解放みたいなもので、表層に縛られたデザインみたいなものを洗い流してくれます。洗い流すと目的がシンプルになってくる。用の美みたいなものが際立ってきます。そうすると、複雑な装飾からまたシンプルに戻っていく。で、モダンデザインが復権し再生するのです。
今のほっこりブームもやや用の美に立ち戻っている段階です。そろそろまたデザイン(ブーム)が再来するでしょう。
 
先日エントリーした「純粋なる形象」展が何故このタイミングなのも分る気がします。
戦後に起ったフォークアート回帰を終え、モダンデザインが再生した極みみたいな時代のデザインですから。
 
そして今回のデザインブームのテーマをあえていうと「retro futuristic design」。
 
レトロ・フューチャーというと60年代くらいのデザインを彷彿させます。
あの時代は未来に相当な希望を持っていました。鉄腕アトムや2001年宇宙の旅は多分未来に訪れるだろうと誰しも思っていました。
あの頃想像していた未来に今は到達しましたが、実際はかなり違っていました。
今見てみると、昔考えていた未来ってどこか未来らしく、反面懐かしさがある。それがレトロ・フューチャーです。
 
未来は70年代後半位からリアリティと重なるようになってきました。
ブレード・ランナーやスター・ウォーズの世界は未来的部分も持ちつつも、現在と変わらない(継承される)部分も持つ。
実際、掘りごたつに入って(昔からあるもの)携帯メール(未来的なツール)を打つのは現実の未来の姿です。
 

写真は僕のコレクションの中にあるアメコミ「AMAZING STORIES」(1928年)アメリカでは有名なSFヒーロー「Buck Rogers」が世に登場した最初の作品ですが、ここに描かれている表紙はかなりリアリティと結びつけられています。この後作品はかなり宇宙物になっていき、フィクションの世界で覆いつくされます。


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| Culture | 23:34 | comments(2) | - |
shop btfトークショー決定

一ヶ月ちょっと前、O田さんF崎さんのトークショーの感想をここでエントリーし、その後S木さんなど周辺のブログで様々な議論が飛び交った事は皆さんご存知かと思います。
その後、会う人たちにもその件に対し「面白かった!」とか「ああいう議論をするべき」などと言われました。(感想ではなく、彼らがどう思っているのか個々の意見を聞きたかったのですが、パーティの立ち話などが多く突っ込んだ話が出来ず)
F崎さんにもその後お会いしたとき、当然その話になって「事前打ち合わせをした方が面白くなる場合としない方が面白くなる場合があって、この前は後者だったんだけど、打ち合わせをしてしまったのがあまり良くなかったかもしれない」と言ってました。
 
ブログでのやり取りの後、数日後にShop btfのM本さんから、議論のメンバーの要望や周囲の反響があり、是非近いうちにトークイベントをしたいとの打診があり、今回参加のスピーカーの日程調整の後、7/25に開催する事が決定しました。
 
メンバーはデザインジャーナリストのF崎さん、BRUTUSフクヘンのS木さん、建築系を中心にライターをやっている、ぽむ企画のH塚さん、それと僕の4人です。
しかも、途中休憩をはさむものの15時半〜18時半というロングトークです。
特にテーマタイトルみたいなものは無かったんですが、もちろん前回のトーク議論を受けているので「デザインジャーナリズム」みたいなものが中心になってくるのではないでしょうか? 
皆さんデザイン・建築あたりに関わる仕事をしていながら、立ち位置が微妙に違うので、様々な角度から話を聞く事ができそうです。参加する僕も楽しみです。
 
Shop btfも隣の部屋をぶち抜いて、倍くらいの大きさにリニューアルしたばかりです。多分トーク参加定員も多くなるともいますが、お早めに予約した方が良いと思いますよ。
 
予約はこちらから。

 
おかげさまで即定員となったようです。ありがとうございました。
| Culture | 22:29 | comments(0) | - |
FOLK TOYS NIPPON
先日コラムを寄稿させていただいたK戸さんの著書「FOLK TOYS NIPPON」の見本誌が届きました。K戸さんとはエイ出版で「北欧スタイル」の編集をやっている頃からおつきあいがあり、その後Xナレッジで「Design Addict」の編集長を務めた時も何度かお仕事をさせていただいた。今はフリーエディターをしています。
 
1年ほど前だったか、K戸さん彼女が民俗学の研究をしているとかという話を聞いたことがありました。その影響もあるだろうし、今のトレンドが地方や民俗性がキーワードということから編集者の鼻が利いているところもあると思うけど、数年前までデザイン・アートにハマっていた人とは思えないほど(もちろん今も興味あるでしょうが)、真逆なユルユル郷土玩具がテーマになるとは。
 
過去に民俗学的にまとめられた本はたくさんあれども、若者のトレンドを意識しながら民芸品を取り上げた本は無かったんではないでしょうか? 興味をそそるというアプローチで開かれているという印象を持ちます。(一部のお堅い人には軟派だと思われるでしょうが、コンセプトを理解させながら誰でも分るように啓蒙していく事はとても評価できます)
 
最近、地方やクラフトのブームです。誰かに聞いたのですが、松本で5月に行なわれている「松本クラフトフェア」が2年前は3万人、昨年は10万人、今年は15万人の来場だったそうです。この数字を見ても分る通り、ここ最近の集客の過剰さはブームと断言できます。それも2年前までは業界っぽいトレードショーだったのが、今ではほっこり女子が大半に変わっています。人によっては「伝統の大切さ」「手作りの暖かさ」が認められたと言うけど、同じようなことを25年くらい前にも聞いた事があります。あの時の言葉はどこにいってしまったのか? 

僕はこの本のコラムで、何故僕がフォークアートに興味を持ち、イームズやジラルドがフォークアートを何故集めたのか?という仮説深層心理、それとモダニズムの「劣化」と「再生」に民俗意識が深く関わっている事を書きました。
あくまで仮説ですが、時代背景とタイミングを重ねていくとあながち信憑性が無いわけではありません。
 
ここで言いたかったのは、周期的にクラフトや地方のブームが訪れ、去っていくという事を繰り返している事。多少は理解されているだろうけど「伝統の大切さ」「手作りの暖かさ」なんて今の理屈にしかすぎない。それに反論する人がいるとしたら、5年後にここを読み直してみてください。クラフトなんて言っている人はいなくなってるかも知れませんから。
もちろん形が変化して現在の生活スタイルに合わせて変化し、生き残っていくものもあります。エネルギー問題や温暖化など世の中の環境や風土に対する意識も今までと変わっていることもあるでしょうから。
 
アメリカに「ホールフーズ」というオーガニック・スーパーがありますが、これは60年代末のヒッピーブームの時に彼らが育てた農作物を直売するマーケットから始まっています。(店舗化したのは70年代後半)ヒッピーはいなくなったけど、思想は時代に適応して現在も生きています。
 
しかし、この本にも書かれていますが、昔は現代よりかなり多くの郷土玩具が存在していました。売れなかったり、継ぎ手がいなくなったり、様々な理由で消えていったのです。そして時代に合わせた民族性はクラフトからプロダクトへ大きく移行しています。「ご当地キティちゃん」なんてのは新しい郷土品(その土地で作られているものではないかもしれませんが)になり、ユルキャラグッズは郷土玩具の動物にとって変わり、本来の手間がかかるクラフト品は更に無くなっていくでしょう。
それを悲観的に捉える人もいますが、時代が変われば物の形も変わるのは当然で、形が変われどそういった郷土品に惹かれる気持ちは永遠に続いていくものだと思うんです。
 
良い言葉が無くなってしまう。古き良き情景が失われてしまう。良い雑誌が休刊になってしまう。とみんな感情論(特に日本人は大好きなので)で話しますが、良いものが残っていくには前提が必要で、それは求めている規模(ニーズ)だったり、経済性だったりするわけです。古いものでもちゃんと時代に適応して残っていくものもあります。昔からある言葉って言っても生まれて100年くらいしか経っていないものもあるから、戦後に生まれた和製英語だって、今生まれた言葉だって残っていくものもあるということをちゃんと認識しなくてはなりません。
 
僕はこの本を今の時代のトレンドの瞬間を切り取ったように思えました。それはそれで良いんですが、もう少しプロローグとして過去にどう来て今何故郷土玩具なのかとエピローグとしてこの瞬間が未来にどう続いて、変化していくのかの考えを知りたかった。(僕のコラムがそれに近い話だったので、それで補完していると考えたかも知れませんし)これは僕の個人的な欲求かもしれないので、K戸さんに今度会った時は、もう少し突っ込んで聞いてみたいと思います。


Folk Toys Nippon オフィシャルページはこちら
 
《追記》
文中で民族と記した部分、変換ミスで民俗の間違いです。オフィシャルHPに記載があり気づきました。(本文中は修正しました)


| Culture | 23:12 | comments(2) | - |
PASS THE BATON

代官山ヒルサイドフォーラムで「遠山正道の仕事」展オープニングパーティが開かれました。大雨でしたが、自宅から数分の場所なので、ちょっと早めに顔を出したのですが、既に数百人の人で賑わっていました。入り口の所でユトレヒトのE口さん、T口さんと遭遇。このイベントのプレスを担当している4KのK村さんにもご挨拶。
 
スマイルズT山さんSoup Stock Tokyoの社長さんであり、ネクタイブランドgiraffeもやっています。僕の本Design=Socialでも対談させていただきました。
アートやデザインにも深く、いつもパーティでお会いします。そして今回のイベントのメインはPASS THE BATONのロンチでした。
PASS THE BATONはこの秋から立ち上がるリサイクルプロジェクトです。著名人やクリエイターの愛着の一品やリメイク品を売っていく(バトンを渡していく)というもので、丸の内にリアルショップもオープンします(インテリアデザインはK山正道、グラフィックはD-BROS、WebデザインはN村勇吾が担当)
 
もちろん、リサイクルのあり方はこれは正解でないかもしれないし、これだけでは無いかもしれない。でも、T山さんなりの立ち位置で、僕が前から言っている社会的構造に取り込んでいく過程の中ではこういったことも必要なんだと思っています。0を1にするのはとても難しい事。評価よりもまず、一歩足を踏み出すことにはとても共感できます。仕組みを分りやすくする所に、クリエイティブの力の可能性をつぎ込んでいく、T山さんの今までの集大成になりそうですね。今後に期待してます。
 
僕も早ければ今年の年末くらいに社会貢献をクリエイティブな力を使って啓蒙していく大きなプロジェクトを立ち上げる予定です。これはまたおいおい話します。
 
それにしても、パーティには建築家、アーティスト、デザイナー、料理研究家、キュレーター、編集者などなどあらゆるクリエイターが集まり、大雨にも関わらず500人も集まったそう。こんなところにもT山さんの人柄が垣間見れます。
フクヘンS木さんにも遭遇。S木さんとは来月末ちょっとあることを予定してます。詳しくは後日。いろんな人に会い、話しましたがimaのK林さんから今年もAOBA+ARTをやる事を聞きました。地域とアートを巻き込んでいくイベント。これも注目ですね。K林さんからはここのブログで最近やりとりのあったデザインジャーナリズムの話が面白かった、と。
最近会う人は大体このブログを見ているそうで大変恐縮です。
 

| Culture | 23:12 | comments(5) | - |
Midnight airport 09 関空ツアー

先日もエントリーした神戸のショップ「NOTAM」の5周年イベント「Midnight Airport 09」が関空で開かれました。
2周年の頃だったか、関空の展望フロアでイベントが出来るかもしれない。それこそネーミング通りのイベントになると話していたことが、5年目で実現しました。
まあ、今回はミッドナイトならぬ早朝イベントだったのですが。。。
 
しかも、今回はトークイベントだけではなく関空さんのご好意で特別ツアーを行ないました。まずは参加者が集合し、NOTAMプロデュースのネックストラップ型ツアーIDを配布、
タイ航空の広告入りバスに乗り込みました。
 

バスはもちろん満席。写真のように補助席も埋まっています。そして空港内ツアーの始まりです。
 

一般には入れない空港の施設内を移動。これは機内食を作っている施設で、それをトラックに積んでいるところです。
 

これも施設内で限られた人だけが利用するファミマ(コンビニ)です。この辺は主に貨物や大型トラックの運転手が出入りしている事が多いため、看板でわかるようにコンビニ内にシャワールームが設置されています。また弁当も大盛りガッツリ系が多いのだとか。
 

貨物倉庫や空港警察、給油タンクなどをまわり、いよいよ滑走路の方へ。ここは普段フェンスで遮られていますが、ゲートをガイドさんが開け、進みます。
 
関空は開港当初に作った1期空港島と新しく作った(現在も一部工事中)2期工事空港島があり、場所によって地盤沈下の度合いが違うため、分けて開発しているのだとか。主に1期の滑走路は離陸用、2期は着陸用に使われています。
その2期滑走路の真横に作られた高見やぐらのような所へ案内され、みんなでそこへ昇りました。国際空港は大体午前中に離着陸が多いため、5分おきくらいに飛行機が離着陸してきます。僕らは間近で飛行機が着陸してくるのを見れました。

その中でミラクルが! 航空会社の中でも人気の高いルフトハンザが着陸してきました。
何故、ミラクルかというと通常ルフトは8時くらいに関空に入ってくる予定。しかしこの日は到着が3時間遅れたのです。本来は見れないはずのルフトが見れて一同感動。
 
関空はアジア、特に中国系の航空会社が多く出入りしています。成田では見れないレアな航空会社が見れて良かったです。
 
ここで、いつもイベントに参加してくれているヒゲさん大活躍です。
管制塔通信をいち早く聞き取り、次は○○が離陸します。次はヘリがやってきます。という感じ、手には離発着の予定リストのプリントが握られ、イベントメンバーの管制塔になっていました。しかも耳にかけたイヤホンはエールフランスのロゴ入り。生粋です。
 
みんな大満足のバスツアーを終え、展望施設内にあるレストラン「コンコルド」へ。
関空は開発の際、パリ空港公団に協力を依頼しました。それもあってフランスと様々な交流が見られます。コンコルドの最後の就航地が何故か関空なのも、先日新ロゴに変わったエールフランスの初機体が関空に最初に来たものそういう繋がりがあるからなのでしょう。
そしてこのレストラン「コンコルド」もまた、図面やらいろいろ展示物を提供してもらっているそうです。

そしてテーブルの形もまたコンコルド。そしてテーブルにはツアーメンバーのための機内食が用意されていました。
 

意外と無難だった機内食。航空会社の人に良く「作り立ての機内食って美味いんですよ!」と聞く事があり、期待していたんですが、これは作りたてでなく、機内で食べるような保温した温かさでした。ちょっと残念。
 
そして、食事後はいよいよトークイベントです。

詳しくはHaraxさんがレポートしているので、そちらをご覧ください。
豪華オミヤゲの様子もここを。ツアー、食事、トークとオミヤゲで3千円なら超お買い得イベントです。
簡単にトークでは空港あるあるを。
リチャード・ロジャースI.M.ペイノーマン・フォスタージャン・ヌーヴェル菊竹清訓など錚々たる巨匠の関空コンペ・ボツ案の話やマニアックな空港、空港のグラフィック(フルティガーと言う書体はもともとパリのドゴール空港のために作られたとか、最近リニューアルしたロンドンのヒースロー空港はフルティガーに書体が変わったが、ややカスタマイズしBAAフルティガーというものを使っているとか、名古屋のセントレアは遠くで見る文字の書体はフルティガー、手前で見るものはヘルベチカと差別化しているとか、そもそも世界のサイン計画がヘルベチカからフルティガーに変更されている理由とか)などO前さんとしゃべっていて、マニアックすぎるんじゃないかと思ったほど。でも後で聞くとみんな面白かったと言ってくれました。
 
トーク後一時解散。例のごとく神戸に場所を変え、2次会(早朝5時までコース)を決行。毎度のごとく20人以上の人が集まってくれました。
O前さん「5周年を終えたので、次は10周年」と言ってましたが、これってもうすでに年一回方々から集まる定例のオフ会みたいになっているので、やめられないと思いますよ。僕もこういう機会でないとみんなに会うタイミングが無いので、来年も是非お願いしますよ。
| Culture | 23:59 | comments(0) | - |
前乗り大阪

明日の関空で行なわれるイベント「Midnight Airport 09」が朝ということもあり、前乗りで大阪入りしました。ビッシリ詰まった予定も無いので、今、気分の民博に行くことにしました。
とりあえず、民博のある万博記念公園へ。
写真は言わずと知れた岡本太郎の「太陽の塔」。何となく形状やペイントは知っているけど、よくディテールを見ると面白い。
 

太陽の塔の後ろにちょっとだけ残っている、丹下健三大屋根。ジョイント部はソ連のヴォストークみたいです。骨格も58年のブリュッセル万博のアトミウムっぽい。オリンピック時期然り、丹下のこの時代の設計はどこかしらブリュッセルのパビリオンなどのニュアンスが感じられます。
 
とりあえず、大阪日本民芸館へ。

向かう途中に変なオブジェが。
これも万博の時に「天の池」という中にあったイサム・ノグチの作品で「Moon World」
 
民芸館では柳宗悦のコレクション展示をやっていました。あえて言う事もありませんが、さすがに良いもの持ってます。個人的には17世紀のマヨリカ皿なんかが欲しかった。
そして、メインの民博へ。

リンク画像が小さいのでこちらを
顔の部分が大貝で隠れてます。貝って内側が真珠みたいに七色に光るからまた凄い事になっています!まるでウルトラセブンに出てきたボーグ星人プラチク星人みたい。手に持つ杖にはサメの歯が植え付けられています。
 
その次はすかさずガーナのエビ棺桶!と木彫り人形の新旧対決。ガーナっておバカ棺桶で有名な国で巨大携帯電話型の棺桶やら魚の形の棺桶なんかがありますが、その中でもこのエビ棺桶はスーパー級です。
 
この辺の冒頭の見せ方にキュレーター力が光っています。
 
そして本編はエリアごとに区切られて紹介されているんですが、その圧倒的な物量には感服させられます。そしてビンビン伝わるのは学芸員のマニア度。ここに関わっている人達って相当酷いですよ(いい意味で)。愛情なんか通り越して変執的であります。
 
その中でも個人的にルーマニアのマスクは相当好き。
 
ここの凄いのはいわゆるフォークアートや民族衣装なんかだけでなく、現在も垣間見れる事です。具体的に言うとアフリカの床屋の看板だとかアフリカの水汲み用ポリタンク、インドの映画ポスターや、トルコの露店を再現(食品など店内のものも全部本物)なども展示されています。
つまり、過去の民族的側面だけでなく、文明が発達した現在の生活も垣間見れるのです。ガジェット好きの僕にはとてもたまらないものばかりです。
キャプションには収集年も記述されていますが、最近ものも相当多いです。それもみんな個人の寄贈者。みんな愛がありますね。
 
そういえば先日anzaiさんと会った際に、世界の地域文化を研究する大学教授はどのほとんどが建造物や遺跡などから分析しているそうで、現行品、特にスーパーで売られているような食品パッケージなどから地域の文化性や民族性を分析する人はほとんどいないそう。僕はまさにその後者に興味があるため、ここの展示品には非常に興味を持ちました。僕の持っているものも、管理とスペースを確保してくれる所があったら寄贈するのに。と思っています。
僕のガジェットコレクションは、物としてはゴミみたいなもんですが、デザイナーとかには相当な重要な資料になるはずだと思うんですがね。
 
とりあえず、トークイベントの前にいいもの見せてもらいました。
関西のデザイナーは是非行くべきです。
| Culture | 22:45 | comments(2) | - |
Midnight Airport 09

毎年この時期になると、何やらざわざわし始めるのが、Midnight Airport
5年前、阪神淡路大震災の10周年イベントとウチの取引店のNOTAMさんの1周年を記念して始まったトークイベントですが、もう5年目になります。
 
それにしてもNOTAMさんはこの5年で関西の有力店になりましたね。
羽田のオサレオミヤゲ屋「Tokyo's Tokyo」よりも早く関空オリジナルグッズや関空に「Satellite」というお店をオープンさせたり、関西ローカルですがTV出演をしたり、KLMやエアフラ協賛のイベントなどを手がけたり、先日もルフトハンザ大阪就航40年記念の展示会などをプロデュースしていました。
 
そして、今年は「深夜」ではなく「早朝」から開始。それには理由があります。
今回のイベント会場は関西国際空港です。恒例のトークイベント(今回は場所柄セミナーと言う言い方です)の前にその関空のご好意により空港内の保安地区(滑走路から飛行機が駐機しているあたり)をバスツアーでまわる事ができます。
ただし、航空事情を分っている人はご存知だと思いますが、海外からの飛行機は早朝にやってきて、お昼くらいには飛んで行ってしまいます。だから夕方にツアーをやっても飛行機はありません。ですので、飛行機がわんさか集まっている時間にツアーを組んだという次第です。
その後、確か昼食で作りたての機内食を食べます。作り立ての機内食は驚くほど美味いそうです。
 
その後、はトーク(セミナー)です。
1回目はウチ(Glyph.)の活動について話しました。それまで公開トークや公式サイトなどを持たなかったため、当時はいろいろなところで都市伝説のように語られていたのですが、この時はじめて公式に活動(というかフィロソフィのようなものを)紹介しました。
2回目はウチのモノの集め方と飛行機の話がメインだったと思います。
3回目は雑貨業界の話、関西の人気雑貨店のディレクター兼バイヤーでもあるH賀さんを交えてお店作りの話などを
4回目はもう一度原点に戻って飛行機、空港事情などの話をしました。
そして今回は、場所柄、空港の話をすると思います。空港と言ってもどこの空港の内装は誰がやったとか、どういう家具が並んでるとか、サイン計画は誰がやってどういう書体を使っているとか相当マニアな話になると思います。
 
今回はバスチャーターや食事代もあるので参加費はちょっと高いのですが、サイトに紹介されているサプライヤー(下の方)を見ても分る通り、各協賛会社からおみやげがあります。それが毎年紙袋にいっぱい詰まっている。航空会社ロゴ入りグッズなど、ほとんどが非売品ですから、これだけでも相当なお買い得感があると思います。
 
と、ここまで話を広げておいて、実はバスの人員などの関係で既に定員に達してしまったためトークイベントの予約は終了してしまいました。飛び入り参加も出来ません。
 
ただし、本当のMindnight Airportは2次会から始まると裏でいわれている通り、2次会は神戸に会場を移し、飲み会を兼ねたもっとディープな交流会が恒例のごとく毎年朝まで行なわれます。(もちろん終電など途中退場も可)昨年は30人強が参加しています。
こちらは、13日夜からになると思いますが、こちらだけでも参加希望の方はNOTAMさんのHPのmailからコンタクトしてください。
飛行機マニアが多いのですが、どちらかというと旅が好きだとかデザインとして好きとかグッズが好き(雑貨好き)の傾向が多いので、一般の人でも話には入りやすいです。是非!

| Culture | 23:51 | comments(3) | - |
フォークアートと色

本日から代官山collex妻のイベントが始まりました。
メキシコを中心として各地のフォークアートや民芸品を展示販売するものです。
インフルエンザで渡航制限がなされているので、行く予定だった人にも必見です。
 
先日も妻の話をしましたが、メキシコに関しては僕なんかより相当詳しくて、刺繍や織り方、焼き物なんかを見るとどこの地方で作られているのか判別したり、作家名が出てきたりします。買い付けにもなかなか行けないんですが、それでもオアハカに住んでいる人をチヤパスに派遣したり、アメリカのギャラリーのおばちゃんに、グァテマラの危険地帯に行かせたり人脈を使い普通の観光では見つからないような品々を集めていました。
 
メキシコに行っても、お土産屋や露店ではよく日本でもラテン雑貨の店でみかけるようなものしか手に入れることが出来ません。いいものを探そうとすると田舎の村に行って作っている人から直接売ってもらったり、特注で作ってもらうしかありません。そういった村の人は結構マヤ語のような言葉を日常は使っているので、ガイドをつけなければならないこともあります。特にいいものは高地の車も行けないようなところにあることが多いので、アマチュア・バイヤーには相当ハードルが高いのです。
 
メキシコのフォークアートといえば、僕たち夫婦はアレキサンダー・ジラルドの影響がとても強いのですが、彼のコレクションを見ているとそのほとんどは民芸品と言えどもお土産物では無く、作家物が多いことが分ってきました。ジラルドも収集中は現地のガイドをつけて、内地まで足を運び、作家に直接オーダーしていたようです。上の写真のTree of Life(生命の樹)もAurelio Floresというジラルドも好んで収集していた作家のもので、NYなんかのギャラリーにたまに出てくる程度で、ほとんどはミュージアムに所蔵されている人間国宝レベルの作品です。
フォークアートはそのほとんどが模様や技法を世襲制で代々受け継がれるため、現在でも子孫が作っていることが多いです。(日本の民芸品なんかも同様)
好き嫌いはそれぞれあると思いますが、僕たちは1930年代〜60年代くらいに制作された先代の作品が好きで(ジラルドの集めていたものもその時期のものが多いということは、歴史的に見て一番クォリティが高いのか?)、ギャラリーの人に「息子の作品だったらあるよ」と言われても絶対それでは買う気になりません。
配色や装飾は子孫が作っている現行のものと変わらないのですが、全然違うのです。
どこが違うのか個人的に考えてみたんですが、1つは顔料など着色に使う絵具の成分では?と思います。時間経過退色もあるんですが、そもそも当時は今使っているような蛍光っぽい色は一切使っていません。もう1つは先代のものは造形があまい感じがします。ただし、着色などは曲がっていたりするけどとても細かい。それに比べ子孫のものは造形もバランスがとれ、きれいに仕上がっています。着色も丁寧ですが先代のような細かさはありません。
多分僕たちが先代の作品に惹かれるのは、そのあまさのような気がするのです。民藝のように、作品に邪念が入っていない、今のものは売るためにきれいに仕上げている感じがするのです。日本のメキシコ民芸の研究家でもあった利根山さんもやはりこの時期の作家を集めていたようです。
  
フォークアートで面白いのが(これは妻が気づいたのですが)寒い高地で作られた織物の方がクォリティが高いということです。暖かい地域だとユルい生活になるんでしょうね。もともと織物は生活必需品ですから寒い所の人は織密度が高くないと寒くてしょうがないですよね。織物はメキシコよりグァテマラやペルーの方が断然いいものがあります。
そして最近は化繊の安価な洋服なんかが流通していることもあって、質の高い織物はあまり作られていないようです。だから先代の作った織物は家宝みたいになっていたりします。金にものを言わせるというと悪いのですが、有名なフォークアートのギャラリーはこういった家庭を一軒一軒まわって、家宝を譲ってもらうのです。
 
こうやって収集していくうちに段々理解を深めていく僕たちですが、それによって色に関してとても興味を持つようになってきました。
日本のプロダクトをみても色をほとんど見かけません。あってもカラーバリエーションのための配色で、装飾的な意味ではありません。
 
先日、アラサーのデザイナー達と会った時、僕の経験のことを話しました。
僕はご存知の通り、ブルドーザーのように物や情報を一度集めます。次にその大量に集めた素材を選別し、核となる部分が見えるまで今度は削ぎ落とします。プロダクトデザインで言うと収集がリサーチの部分、削ぎ落としていくのがフォルムの構築です。最終的に削ぎ落としたものはコンセプトが強く、形あるものであれば機能美といえるでしょう。長い間僕はその導き方こそ強く伝達出来る物事に繋がると思っていました。
でも、フォークアートを深く知るにつれて人間そのものが本来持っている姿に気づきました。その一つが色でした。僕たちはよくナチュラル志向とかいうけど、その場合生成りや白なんかしか選んでこなかったように感じます。本来ナチュラルなのは自然にある色、つまり動植物、昆虫の色だってナチュラルなはずです。植物は季節によって色が変わるし、自然が豊かな、ジャングルに行けば行くほど多彩な色に囲まれています。古代から人はそういう自然に憧れ、畏れ、生活の中に色を取り込んできました。なんかそれが人間にとって自然な姿に感じるようになってきたのです。日本だってお祭りなんか見ても分るように色に囲まれています。
そして僕はその気づきから一端究極に削ぎ落とした物事にもう一度人間的な装飾や色を加えるようになりました。装飾は単なる飾りだけでなく、臭いや音など複合的な要素も入ります。僕自身もともとモダンデザインが好きなのですが、人間的な部分を我慢していたんだということも気づきました。
実際collexのカフェでお茶をしながら来客を見ていると、色とりどりのフォークアートに食い付くお客さんの表情が違います。多分それが本当の気持ちなのかなあと思ったりしました。 
またこのタイミングでO田さんが「補色」をテーマにしたイベントをやるというのも興味深かったです。実物を見ていないので大きな事は言えませんが、webで写真を見る限りFlavio Poliや倉俣史朗を超えた驚きはありませんでした。でも、若いデザイナーが色に関心を持った事で何か発展があるかもしれないという期待はしています。
 
色や装飾は理由があるものが多いので、扱いがとても難しいです。
ファッションでいうと分りやすいんですが、モノトーンだと誰が着てもそれなりにおしゃれに見えたりします。そこに色を加えると組み合わせが難しくなってきます。だからみんな小難しいことを考えないように決まった組み合わせをします。それはインテリアコーディネートも同じ事。○○スタイルにすればそれなりに見えるからです。
僕たちはそんな日常のものにも思考をしなくなりました。僕たちがより発展してくためにはやっぱり思考しなくてはなりません。最初のイベントの話から相当脱線しましたが僕はフォークアートやプリミティブアートからいろいろ勉強させられました。ピカソやゴーギャン、マレーヴィッチ、モディリアーニからイームズやソットサスもフォークアートのそんな一面に魅了されたのかも知れません。

| Culture | 23:35 | comments(7) | - |
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